Sashaの作品は革職人が作ります。
女子美術大学付属高等学校、女子美術短期大学テキスタイル科にて油絵・色彩学・図学・染織を学ぶ。
バイク乗りのための頑丈な財布・鞄等を趣味で製作するようになり、その後、本格的に革の手縫いの技術を身につけるべく、吉祥寺のかばん屋FILLYに入門。独立後、製作を続けながらフジイ鞄教室にて3年間学ぶ。
1993年に犬と暮らしはじめ、世の中にはデザイン重視の物ばかりで納得できる丈夫な首輪やリードが売られていないことに疑問を持ち、自分の犬の物を自身で制作。やがて頼まれて友人の犬の物も作るようになる。いつしか口コミで全国に広がり、1998年に屋号を「革工房アトリエサーシャ」として犬具中心に活動を展開。
2003年 東京・三鷹にSHOP OPEN
2007年 現在地に拠点を移し ギャラリー兼アトリエとして製作スタイルを変更し現在に至る。
犬の首輪とひとことで言っても、首の皮のたるみや毛量により、同じ体重・犬種であってもサイズは違います。人間のベルトと形は同じであっても、つきまとう危険はまったく別の物です。
そのため、サーシャでは首輪製作の前に必ず「採寸」「打ち合わせ」をします。(お客様によるメジャーでの採寸をもとにした製作や、現在使用中の首輪のサイズに合わせての製作はできません)これが私の一番のこだわりです。
→採寸に関してはこちら
愛犬をお連れいただき、実際にお会いしてから製作するよう努力してきましたが、現在では充分な製作時間をいただくため、また遠方の方とお会いすることが現実的に難しいために、写真をいただくことにしています。その子の全体の雰囲気(特に目の色)からイメージして、似合う色・デザイン等をご提案いたします。
それぞれの犬に適した犬具を製作するために、把握しなければならない点がいくつかあります。
基本的にジャストサイズでワンホールの首輪を作るようにしています。
その理由は3つあります。
デザイン重視のたくさんの飾りつけ...本当に必要でしょうか?
場合によっては、飾りがせっかくの首輪やリードを傷めてしまうことがあります。作品により力がかかる部分がまったく異なりますので、強度を損ねる飾りつけはお断りすることがあります。
「できるだけシンプルなものを作りたい」――これが私のポリシーです。
素材にはとことんこだわります。
たくさんの力の強い犬たちをモニターに、さまざまな素材で繰り返し試作し、現在の革や糸にたどり着きました。
革→犬具には丈夫な牛革の背中部分のみを使用。
現在、供給量が極端に少なく、またタンナー(なめし職人)が限られているために、とても稀少な革になっています。その中でも1枚1枚自分の目で見て選ぶようにしています。
強度にこだわるため、長年この牛革のみで「1枚革の犬具」を製作しつづけています。「中に芯を入れる丸縫い」「革を合わせてミシンでステッチを入れる合わせ縫い」はいたしません。
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革の手縫いという作業は、上糸・下糸を絡ませて縫うミシン縫いとは糸の通し方が違います。
1本の糸の両端に針をつけ、両手を使って強く締めつけていく、これを繰り返す力と時間のいる作業です。
ときには1.5センチ以上になる分厚い革に針を通し、ペンチで引き抜き、手で締める作業には、ミシンの何十倍もの時間がかかります。
そうまでして手縫いにこだわる理由としては、
Sashaはトータルでの犬具を考えて、すべて手仕事で完成させていますので、他メーカーの首輪やリードのメンテナンス・お直しはお断りしています。理由は「トータルでの責任を持つことができない」からです。
犬と暮らし、互いに幸せな関係を続けていくために欠かせない「大切なこと」がいくつかあります
健康管理、しつけ、その子に合った食事選び。
その「大切なこと」の中に、犬と飼主をつなぐ命綱、犬具へのこだわりを加えていただければ嬉しく思います。